どうも、
ダンディ男バニーの、にゅうとんです。
前回、
遠足の「スケジュール」と「レギュレーション」が決まり
いよいよ出発することになったダンディ男バニー!!
newton-dandybunny.hatenablog.com
イクゾー!!(デッデッデデデデ カーン デデデデ)
「チャート」はまさかのカーナビ頼り!?
【チャート】
クリアまでの道順を記録したものをチャートと呼びます。
予定通り19:00ぴったりにレンタカー屋を出発することに成功。
1分1秒たりとも無駄に出来ない今回の旅行において
最短かつ有料道路を避けたルート選び「チャート構築」は必要不可欠です。
……しかし我々は道を知らない、地図が読めない。
まさに”ダンバニ”クオリティ。
予めレンタカー屋でカーナビをセッティングし、
盲進的なまでに、カーナビに従います。
【主な経過地点】
①西東京市街
↓
②青梅街道を東へ
↓
③環八を南下
↓
④東京・横浜バイパスから厚木街道へ
↓
⑤大和厚木バイパス
↓
⑥相模原大磯線
↓
⑦東海道
↓
⑧135号線
↓
⑨熱海市街へ突入!!
コンビネーションで運転技量を補え!!
遠足開始直後、
Azが「運転しません宣言」を、まさかの発令。
片道約5時間を予定しているドライブ過程は、
にゅうとんの運転に託されます。
しかし一週間前に練習をしたとはいえ、
運転技能に不安をかかえる、にゅうとん。
ここは持ち前のコンビネーションで乗り越えます。
にゅうとんは極力運転に集中。
Azはカーナビや道路看板、助手席側(左方)の安全確認でサポート。
当日は小雨が降る薄暮という、
ペーパードライバー泣かせな天候でしたが、
順調に中間地点の厚木周辺まで到着。
厚木で休憩も兼ねて美味しい中華料理に舌鼓を打ち、
グルメ細胞も活性化したところで運転再開です。
ここまで順調です。
そう順調とは、失敗の前兆であると美食屋四天王も言ってましたよね。
ドライブ最大の敵、集中力の低下!!
美味しいラーメンで旅のムードは上がり、
車内ではなぜか「ココロオドル」の大合唱。
にゅうとんは自動車運転の要領や勘を取り戻し始め、
安定感のある走りを見せます。
それに油断したAzは助手席でうたた寝を始めます。
その時でした。
厚木を抜け少しカーブの掛かった海岸線を走行中、
車体は助手席側のタイヤから「ガタコン」と大きな音を立て衝撃を受けます。
谷岡「おい、ゴルァ!! おりろ、免許もってんのか」
疲れからか、不幸にも路側帯から脱輪してしまう。
慌ててハンドルを取り直すにゅうとんと、
飛び起きるAz。
改めて実感しました。
これが「命がけの遠足」であることを。
そこからしばらく車内の雰囲気は凄惨なものでした。
ドキドキが止まらない、にゅうとん。
それを察知し車内を盛り上げようと震えた声で「ココロオドル」を歌うAz。
命がけの遠足は、まだ始まったばかりなのです。
ついに見えた、「100万ドル」の夜景!!
脱輪後、心を落ち着かせようとコンビニへ立ち寄ると、
海水パンツやゴーグル、熱海伊豆土産が販売されていました。
落ち着いてみると
店の外からほのかに潮の香りが漂います。
期待に膨らむダンディ男バニー。
車に乗り込み意気揚々とラストスパート!!
……の、ハズがなぜか料金所に到着。
カーナビよ、有料道路を避けてくれたのではないのか??
どうやらテンションが上がった拍子に
道を一本間違えて「熱海ビーチライン」の入り口へ
迷い込んでしまったようでした。
しぶしぶ470円を支払うも、
ここは470円を支払うのが正解。
真っ暗ではあるものの綺麗に舗装された海岸沿い道路は気持ちが良く、
さらに真っ暗闇な海の向こうから微かに見え始める熱海市街地の灯りが幻想的でした。
夜霧の海上に浮かぶ「100万ドルの夜景」。
470円と引き換えに、100万ドルを少し早く手に入れた気分。
もし無料にこだわっていた場合、
真っ暗なうえにウネウネとカーブが続く山道を進むようだったようで
「損して得とれ」とはまさに、このこと。
我々の敗因「車中泊を舐めてた」
無事に和田浜駐車場へ到着しました。
時刻は23:30、
往路の記録は「4時間28分16秒」。
当初の予定では「5時間」を考えていたので約30分巻きで到着です。
車を駐車し(夜なので駐車場もガラガラ)、
夜の熱海をウイニングランとばかりに散策します。
30分ほど海風に当たり気分よく車へ戻ったダンディ男バニー。
翌朝の山田湯さんが開店する8:00まで仮眠を取ります。
……それが地獄の始まりだとも、気が付かずに。
「体勢がきつい」
運転中は快適だったコンパクトカーでも、
やはり成人男性2名が車中泊するには窮屈さを感じざるを得ません。
リクライニングを倒す、後部座席で横になる……いろいろ試しましたが、
ついに正解を見つけることはできませんでした。
「蒸し暑い」
潮風が吹いているので屋外だと心地良さすら感じますが、
車内はどうにも蒸し暑く苦しくなります。
クーラーを点けたくても、
車初心者のダンディ男バニーは、
「バッテリーがあがってしまうのではないか」と躊躇。
次第にぐんぐんと上昇する車内温度。
たまらず窓を開けました。
はい、次の地獄へのフラグが立ちました。
「蚊の大群」
プーン、プーン…と耳障りな羽音が聞こえ、
手で叩いてみると「プチ」と小さな水風船を潰したような感覚。
ベットリと手や服に付く、おびただしい血痕の数々。
慌てて車内灯で照らすと、
丸々と膨れ上がった蚊の大群が飛び交っています。
ダンディ男バニーの腕は、手首が分からなくなるほど腫れてしまいました。
もちろん「虫対策」など微塵も考えていないダンディ男バニーは、
「蚊に刺され続けるか」「サウナ状態に耐えるか」という究極の二択を迫られました。
結局、眠れなかったダンディ男バニー。
Azは車を飛び出して、空き駐車場でベースランニング、
にゅうとんは「脳内強制シャットダウン」で朝まで時間を潰したのでした。
さて次回、
睡眠不足の中、熱海市街の探検とドキドキ復路。
Azは運転席に座るのか!?
お楽しみに!!
遠足反省会はコチラから(ネタバレ含む)
文責:にゅうとん
生配信は毎週水曜日だいたい21:30から!!