ダンディ男バニーの飼育日記

YouTubeで誰にも相手にされない【ラジオ好き】若者2人(♂)の飼育日記です。YouTube生配信は毎週水曜日、おおよそ21:30~!!

【王道】今さらですが、漫画「ワンピース」にハマっています(28歳・男性)

どうも、
ダンディ男バニーの乳豚(にゅうとん)です。

20年以上もほったらかしていた「バラティエ」の先へ!!

小学生の頃に流行した、コンパスを手裏剣の要領で投げて同級生の机に刺す「シャーク・オン・ダーツ」という遊び

早いもので2023年も折り返し地点を通過し、
あっという間に下半期へと突入してしまいました。

今年6月で28歳になった僕は、
難破の如く社会の荒波に揉まれて、
一日一日をなんとか生きながらえています。

さて、「ワンピース」って面白いですよね。(唐突)

漫画「ワンピース」の連載開始は1997年。
つまり僕の2年後に生まれた、ほぼ同級生。
しかし、「ワンピース」は生まれてからずっと人気作品であり、
物心がついた時には同世代としては憧れざるを得ない環境でした。

僕が小学生の頃は、
男子も女子もだいたい「ワンピース」を読んでいて、
ちょうどその頃「会場レストラン・バラティエ編」が連載されていました。

御多分に漏れず僕も「ワンピース」は好きだったのですが、
人格形成に少し異常を来したフシもあり
「みんなが”好き”って言うものを”好き”って言うの恥ずかしい」と
妙な反骨心のせいで自ら作品を遠ざけるようなことをしていました。

今ならはっきり判断できますが、”良くない「尖り」”ですね(笑)

そのせいでチョッパー以降の仲間キャラクター加入も知らず、
気がつけばメリー号もなくなっているし、
ゾロは隻眼になっているし…。

そうしているうちに、
なおのこと「ワンピース」を途中から読むことができず
「東の海(イーストブルー)」から「偉大なる航路(グランドライン)」へ
未だ踏み出せずにいました。

しかし先日、
ふと「ワンピース」を読み返す機会があり(しかも「バラティエ」付近から)、
もう現在ハマりにハマっているワケであります。

やっぱり「王道」と呼ばれるだけあって、素晴らしいですよね。
個性的な味方キャラはもちろん、
敵キャラにも壮大な過去や信念、因縁なんかが丁寧に散りばめられていて、
シリアス回のみならずギャグ回ですらセリフの端々にまで集中して読んでしまいます。

…ま、僕はしょせん”にわか”なので、あまり熱く語っても仕方無いのですが。
本気で「ワンピース考察」をしている人のサイトや動画を見たら、
月並みですが「マジスゲェな」と思います。

「仲間」って、いいですよね…。

Azさん、将来の夢「海賊」って昔から言ってたけど
甲板掃除係でもいいから船に乗せてくれないかなぁ…。

(文責:乳豚)

 

 

 

 

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【誕生日】忙しくて、気がついたら28歳になっていた件について。

どうも、
ダンディ男バニーの乳豚(にゅうとん)です。

28歳になってから、ロクなことがない。

乳豚28歳になりました、みんな祝ってや~!!

お久しぶりです。

会社員になってから半年が経過しました。
フリーターだった頃とは大きく変わり、
ライフワークバランスというものが上手に取れなくなってきました。
(残業や休日出勤は額面上ほぼ無いはずなのに…なぁぜなぁぜ?)

たまの休日も、
平日の癖で朝6:00には目が覚めるものの、
どうしても体を起こすことができず”ボ~”っとしてしまい、
気がつけばお昼過ぎ。

あ…最近、ブログ書いてない。
ていうか…ブログのネタにしていたラジオも収録していない。

カレンダーに目をやると、もう7月…。

 

「・・・7月っ!!」

 

僕の誕生日、6月19日の月曜日でした。
そう、忙しくてバタバタしているうちに28歳になってしまったのです。

「27クラブ(ミュージシャンが27歳で亡くなりやすいジンクス)」に憧れて、
中学生の頃から「28歳までに死ぬぞ!!」と活き込んでいたのに
忙しさにかまけてシレっと28歳を迎えてしまいました。

思えば今年の6月19日前後から気象病による体調不良やら、
仕事でデカめのミスを犯し火消に奔走するなど、
28歳をじっくり祝えるような状況ではなかったのは確かです。

今の会社に入って最も仲良くしてくれた同僚は
「失念していた」という理由で僕に知らせず退職していました。
(ほかの同僚はみんな知っていました。)

その同僚の送別会に招待されましたが、
集合場所に到着する直前に体調が悪くなりウンコを漏らしてしまい、
ブツは処理したもののウン筋付パンツで参加するハメになりました。
(ギャッツビーのボディシートを、
ナプキンのようにパンツに張り付けて臭いは胡麻化したものの
肛門が焼けただれてしまいました。)

やはり僕には「27クラブ」に入れるだけの資質は無かったようです。
読者の皆様、28歳になって年齢は1つ上がったのに、
人間としては2つも3つも落ちてしまった乳豚のことを、
どうぞよろしくお願いいたします。

もう27歳で死ぬ必要もなくなったので、
積み立てNISAを勉強してコツコツと
あと20年以上は長く生きていきたいとおもいます。

(文責:乳豚)

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【ブログ短編集④】梅雨の体調不良と、美味くも不味くもないチャーハンに感じる幸せと不幸せ。

どうも、
ダンディ男バニーの乳豚(にゅうとん)です。

たびたびお話に出てきますが、
私は遺伝子レベルの「頭痛持ち」。
6月は「誕生日」という個人的に人生で最も”おめでたい日”があるはずなのに、
12か月の中で最も陰鬱な気持ちになるシーズンです。

平日5日間、
割れるような頭痛に耐えてようやく迎えた週末の休日。
しかし土曜日を迎えてみると、
朝から頭が痛くて一歩も布団から動けない。
休みたかった休日、だけど一歩も動けず無駄になっていく休日。

「人生は常に二面的」

高校時代、現代文の先生がことあるごとに口にしていました。
当時は特に何とも思っていなかったけど、
最近ひしひしと感じる場面が多くなってきました。
そんなことは関係ないけれど、
直近の所感を徒然なるままに書き留めてみます。

なぞなぞ

以前、Azさんから出された
「アライグマ二匹が競争している国はどこ?」という”なぞなぞ”が
未だに解けていません。

newton-dandybunny.hatenablog.com

かれこれ1か月以上も苦しむ僕を見て、
Azさんが「小学校のそばにない建物ってな~んだ?」と追加なぞなぞを出してきました。

小学生の頃は「かいけつゾロリ」を読み漁っていた僕は、
クラスでも一、二を争う「なぞなぞ博士」。
そのプライドにかけても負けるわけにはいきません。

「答えはラブホ??」
「いや、風営法の話じゃなくて、なぞなぞだから!!」

僕はかつて、なぞなぞ博士だったんだ。
誰かヒントをください。

陰キャとチーズと、牛丼と。

僕の顔は、いわゆる陰キャ顔。
とあるイラストがミーム化したせいで、
チーズが3種類もトッピングされた牛丼を食べることが難しくなった。

というのも、
僕がそのチーズがトッピングされた牛丼を注文すると、
どこからともなく「あ…やっぱり、ああゆう人が頼むんだ」という空気が流れる。

自意識過剰と言われれば、反論はできない。
だけど言いたい。
僕はチーズを食べるために、あの牛丼を食べている。

僕は「チー牛」ではなく、「牛チー」。
勘違いするなよ、クソガキが。

ラジオやってなくない?? Wow Wow!!

忙しくて、最近はラジオもブログも2週間感覚でしか更新できていない。
もっともブログは僕の匙加減でどうとでも更新できるが、
ラジオはそう簡単ではない。

そもそもラジオの機材やアカウント設定などAzさん管理なので、
スケジュールが嚙み合わないと収録すらできないのだ。

一人でも更新できる方法を探してみるか。
「spoon」って今からでも、馴染めますか??

帰り道の町中華

飯を食う時、「孤独のグルメ」風なナレーションを脳内で流す派です。

職場からの帰り道に個人経営の中華料理店、
いわゆる「町中華」と呼ばれるようなお店。
外見はまぁまぁ綺麗で、
映画やドラマの舞台になっても不思議ではない「ザ・町中華」。
俳優・松重豊さんがニュっと出てきそうな雰囲気である。

しかし、いつ店の前を通ってもお客の姿が見えない。
そもそも僕が店の前を通るのが17:30ごろと、
若干ですが晩御飯にしては早い時間。
それでもお客さんが一人もいないというのは、実に不自然。

「旨そうな店だけど、不味いのか?」

その店が気になって約1か月ほど経過したある日、
僕は入店してみることを決意した。
人のよさそうなご夫婦で切り盛りしていて、
お客さんはいないが、店内は清潔感に溢れている。
カウンター席に座り注文したのはチャーハンと餃子。
手早く、豪快に調理されるチャーハンと餃子。
あっという間に配膳される、チャーハンと餃子。

チャーハンはパラパラで、餃子は皮がモッチモチ。
うん、不味くない。けど…美味しくもない??
いや、美味しいのか?? 不味くはない、これは確か。
なんだろう、この不思議な感覚。
一口、もう一口…考えながら口へ運ぶ。
気がつけば、全部平らげていた。
なぜだろう、あんなに量があったのに満腹感が無い。
隣にファミマがあったら”ファミチキ”を買いたいくらい。
でも、きっと美味しかったのだろう。そう思うようにした。

チャーハンと餃子で1,200円。気持ち高い気がする。
足繫く通うことはできない。
あの店に傘を忘れた。
また来週、金曜日にでも行って確かめてみよう。

やったぜ、来週を生きる目標ができた。

 

 

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【テンパリ病】梅雨のジメジメと頭痛で、気がついたら頭は真っ白!! …わかる人、いますか??

どうも、
ダンディ男バニーの乳豚(にゅうとん)です。
「アライグマの問題」が未だに解けていません。

newton-dandybunny.hatenablog.com

梅雨のジメジメは、まさに「頭の痛い」問題です…。

「テンパリ病」にとって、ハンドベルは見ていてもツラいときがある。

ここんところ、ブログやラジオの更新が滞っています。

「ついに辞めたか!?」と身内からチラホラ声が届いていますが、
辞めたワケでも、”辞めたい”ワケでもありません。

【梅雨】だから、更新が滞っていました。

というのも、
我々ダンディ男バニーは、Azさんも乳豚も二人揃って「頭痛持ち」。
気圧の変動、特に低下に対して異常に敏感です。
つまり5月末あたりから、慢性的に頭が割れるような痛みに襲われています。
ちなみに先日の台風は、まともに瞼も開けなくなるほど害を被りました。

単純に仕事が忙しいというのもありましたが、
頭が痛くて1秒でも長く休息を取りたいというのが正直な話です。

皆様は、よく「テンパリ」ますか??

さて話は代わりまして、
僕は大変よく「テンパリ」ます。
ラジオを聞いたことがある読者はよく知っているかもしれませんが、
僕は「プレッシャー」というものに、とても弱いです。

これは今に始まったことではなく、
物心がついたときから緊張をしやすかったと記憶しています。
小学生~高校生の期間、約10年ほど剣道に勤しんでいましたが、
試合や大会となると緊張して頭が真っ白になって体が動きません。
(練習試合みたいなところでは、そこそこの成績でした。)

大学生になって落語研究会に所属したものの、
やはり舞台当日になると緊張してネタを飛ばす、噛み倒すなど失敗連発し、
今もAzさんに指摘され続けているのです。
(典型的な楽屋弁慶でした。)

よく「ベストパフォーマンスには、ある程度の緊張感が必要」とかいう人もいますが、
僕にはそんな人の気持ちが分かりません。
僕にとって「緊張=頭が真っ白」なので、
ベストパフォーマンスはおろか、体を動かすことさえままならないのです。

だから僕は自分の緊張しがちな性分のことを
あえて「テンパリ病」と呼んで「病気だから仕方ない」と開き直ることにしています。

ちなみに「テンパリ」とは
脳内で「ノルアドレナリン」という物質が過剰分泌されることで発生するそうです。
ノルアドレナリン」は脳内のワーキングメモリを鈍らせる働きがあり(なんであんねん!!)、脳の情報処理が正常に行われず「緊張」や「ミス」といった現象が起きるのだとか。
さらに言うと、緊張状態の人間は呼吸が浅くなるため、緊張したら深呼吸を意識すると和らぐそうです。
暮らしのちょっとしたワンポイントアドバイスでした。

「緊張→頭が真っ白」ではなく、「緊張=頭が真っ白」

さて話は戻りまして、
「緊張=頭が真っ白」な僕にとって梅雨は非常に辛い時期です。

冒頭でお話したように「頭痛持ち」なので、
慢性的に頭がズキズキ痛み、かなり思考能力が低下します。

そう僕は「緊張=頭が真っ白」です。

気圧の低下によって頭が痛み、
慢性的に「頭が真っ白」な状況が常になります。
仕事中も家で休んでいても「頭が真っ白」になります。

するとどうでしょうか。
なぜか、仕事中のなんてことのないメール送信にドキドキしてしまいます。
誤字脱字はないか、宛先は合っているか…急になにも分からなくなってしまうのです。
一応、確認のため読み返したり、宛先の名簿に目を通すのですが、
「頭が真っ白」なため、途中からなにを確認しているのかさえ分からなくなってしまうのです。
上司から仕事の指示を受けても、
頭のズキズキと同じレベルで胸の動悸を感じてしまい、
気がついたら何を言われたのかサッパリ覚えていないのです。

学生時代の苦い経験を生かして、
できるだけプレッシャーを感じないように立ち回ってきました。
しかし梅雨の時期は特に頭が働かなくなって、
気がつくと胸がドキドキして、なにも手につかない…そんな毎日を過ごしています。

今回は僕の「自称持病:テンパリ病」のお話でした。

(この内容で久々のブログ更新していいものか…ドキドキしています。)

 

 

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【なぞなぞ】"アライグマ2匹"によって掛けられた呪い!?

どうも、
ダンディ男バニーの乳豚(にゅうとん)です。

「アライグマが二匹、競争している国ってド~コだ??」

「wash bear(ウォッシュベアー)」ではありません。「 raccoonラクーン)」です

ダンディ男バニーの小学生時代は
学級文庫かいけつゾロリ」が最強なので、
子どもの頃より【なぞなぞ】という遊びが大好きです。
(ちなみに当時の学級文庫の対抗馬といえば
「ダレンシャン」「デルトラクエスト」「ハリーポッター」でしょうか)

学校で会話に出てくるテレビ番組も
「脳内エスIQサプリ」や「サルヂエ」など【なぞなぞ】を題材にした
バラエティーが多かった気がします。

そんな子供時代を送ったせいか、
大人になっても【なぞなぞ】が好きで
ついつい良問を見聞きしたり、思いつくと試したくなってしまいます。

そして一か月ほど前に同居人であるAzさんから出題された【なぞなぞ】が
「アライグマが二匹、競争している国ってド~コだ??」

まさに【なぞなぞ】っぽい、【なぞなぞ】です。
『アライグマが二匹…アライグマ、ツゥー…』

全く分かりません。

Az曰く、ネットで見つけた問題だそうで、
答えを知ったとき「ほほぉ」と納得できたとのこと。

となれば、僕も答えを知りたい。
必死に考えます。
しかし、まったく解けません。

久しぶりにAzへ頭を下げました。
どうしてもヒントが欲しかったのです。
プライドを捨てました。

「”競争”がキーワードです」

まったく分からん、まったく解けない。
ネット上にヒントを見つけることができず…。

そろそろ1か月が経過しそう。
仕事中も、寝る前も思い出しては分からない。

もはや呪いです。
誰か解いてください(オーイエスダブルミーニング!!)

 

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【ちょっと怖い話】万引き犯のお婆ちゃんを見かけても、気にかけてはいけません。

どうも、
ダンディ男バニーの乳豚です。

スーパーマーケットの闇?? 触れてはいけない”万引きおばあちゃん”…。

同じ通路をウロウロ、商品を見ずにキョロキョロ…

配信では何度かお話していますが、
僕は2020年ごろから約3年ほどスーパーマーケットでバイト勤務していました。

それまで接客業の経験が無かった僕は、
店長やマネージャーから「接客の心得」や「マニュアル」といったものを
入社直後に叩き込まれます。

特に新型コロナウイルスが流行りだして情勢が不安定だった時期だったこともあり、
「強盗」や「万引き」など犯罪への対応も教わりました。

”強盗被害にあった場合、犯人の要求に従い刺激しないこと”
”店内で万引き行為を発見しても、その場で対応せずマネージャーに報告すること”

僕がフンフン聞いていると、
店長が補足してきました。

「背の低い白髪のお婆ちゃんが万引きしているところを見かけても、
気にしなくていいし、別に報告も上げなくていいから」

僕は少し違和感を覚えました。

しかし店長は
「まぁ、そんなにあることでもないし気にしなくていいよ」
あっけらかんと笑っていました。

妙な気もしましたが、
初めての接客業(コロナの時期ということもあり)で、
質問できずそのまま、勤務を開始してしまいました。

 

それからというものの忙しく働いていました。
コロナの影響で当時は外出規制も発令されていましたが、
日用品や食品を取り扱っているスーパーは混雑してしまうのです。
そしてお客様の数が多くなるほど、
店内で隠れて悪いことをする人も増えてしまいます。

これは少し手前味噌な話ですが、
僕は不自然な動きをする人が目につきます。
同じ通路をウロウロしていたり、
商品も見ずに周囲をキョロキョロしたり…。
そういう人の大半は陳列棚の商品をポケットに入れて会計せずに、
店を出て行ってしまうのです。
そのようなお客様(?)を見かけた時は、
マニュアルに従って店長やマネージャーへ連絡をするようにしていました。

連絡を受けた店長が
バックヤードで防犯カメラの映像を解析し、
警察へ届け出たり、リストアップしたりと対応をするのです。
店長は万引きをよく見つける僕を
「お客様にも目を配っている証拠だ」と褒めてくれました。
あまり人から褒めてもらうことが無かったので僕は嬉しくて、
それからというもの少し得意になってお客様の動きをみるようになりました。

 

仕事に慣れてきた頃、
僕の勤務時間は昼から夜へ移ることになりました。
夜勤を担当していた従業員の数が不足し、
当時は時間の都合がつけやすいフリーターの僕に白羽の矢が立ちました。

夜のスーパーは打って変わって暇でした。
夜8:00で飲食店が閉まってしまう時期ですから、
わざわざ買い物にくるお客様も多くはありません。
30分~1時間に1組お客様が来るか来ないかの店舗にいるのは退屈です。

僕ともう一人、もともと夜勤で入っている大学生の男の子が
その晩の担当でした。
しかしお客様はいないため、
ひたすら掃除をするか、レジ周りで雑談をして時間を潰していました。

すると大学生が僕に
「別に休憩していていいっすよ」と言ってきました。
どうやら僕がすごく眠そうに見えたそうです。

「バックヤードで飯とか食ってきて全然、大丈夫っす」

正直、退屈と睡魔に襲われていた僕はお言葉に甘えてバックヤードへ入りました。
バックヤードでは防犯カメラのモニターが8画面ほど設置されており、
常時、店内の様子が映し出されていました。
お茶を飲みながらモニターを見ていると、
大学生が一人でレジ周りを掃除したり遊んだりしています。

ふと店内入口を映し出すモニターに目をやると、
自動ドアが開き、背の低いお婆さんが入ってくるのが見えました。
俯いているため顔は見えない白髪頭のあ婆さんです。
こんな時間に珍しいなと思っていると、
少し不自然なまでにスルスルと商品のある通路へ進んでいき、
カメラに背を向けるように棚の前で立ち止まっています。

僕は直感で思いました。
「あ、万引きするな」と。

画面を見ていると案の定、
俯いたまま手慣れた手つきでヒョイヒョイ商品を盗んでいます。

僕は急いで大学生のところへ行きました。
「…万引き犯、いるよ!」
「マジっすか!!」
「5番通路の角んとこ」
「え、ちょ、見に行きましょうよ!!」

しかし、カメラに映っていた場所に来ても人の気配はありませんでした。

「ちょっと、誰もいないじゃないですか!」
「おかしいなぁ、確かに背の低いお婆ちゃんいたんだけど…」
「眠すぎて、寝ぼけてんじゃないすか!」

結局、その晩は僕が寝ぼけているということで夜勤は終えました。

 

翌日、店長と話をする機会があったので昨晩の話をしました。
すると店長は怪訝そうな表情を浮かべて
「あぁ、まあそれは気にしなくていいよ」とまともに取り合ってはくれません。

他の万引き犯はリストに残したり、警察へ届け出るのに、
そのお婆ちゃんだけは特に調査もせずに放っておくというのは
筋が通りません。
とはいえ、いちアルバイト従業員の僕ではどうすることもできないのが現実です。

せめて昨晩のお婆ちゃんがいたのか確認するためにも、
バックヤードで防犯カメラの映像を一人でプレビューしてみました。
画面には暇そうに仕事をしている僕と大学生の姿が映し出されています。
しばらく早送りをしていると、僕がバックヤードへ引き上げていきました。
いよいよ、お婆ちゃんが来店した時間です。
じっと見ていると、やはりお婆ちゃんは店に入って来ていました。
そしてスルスルと商品の所へ進んでいきます。

やはり俯いたままヒョイヒョイと商品を盗り始めました。
しかし次の瞬間、お婆ちゃんは首だけをぐるっと回して防犯カメラのほうをジッと見つめてきました。
首から下は相変わらず、商品をヒョイヒョイと物色しています。
この異常な光景にギョッとしていると、
画面の端から「どこだよ万引き犯!」と喋りながら僕と大学生がフェードインしてきました。

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【ゴールデンウィーク】27歳、人生初のGWに戸惑っています。

どうも、
ダンディ男バニーの乳豚です。

最大9連休って、皆様いかがお過ごしでしょうか??

せっかくの機会だし、本当は渋谷・原宿へ行ってみたい。

4月末から5月上旬の大型連休、
いわゆる「ゴールデンウィーク(GW)」は最大9連休です。

僕の勤め先の会社は有難いことに、
連休中の平日は公休日です。

つまり、僕は9連休の恩恵を享受しております。

思えば僕にとって「ゴールデンウィーク」は人生初のイベントです。
「27歳が何を言っているんだ」とお思いかもしれません。
それに僕は祝日の無い国からの帰国子女でもありません。

小学生になって高校まで剣道をやっていたので、
ゴールデンウィークはだいたい出稽古、練成会(練習試合)、大会などが組み込まれていました。
大学生はゴールデンウィークで授業は休講になっていましたが、
そもそも不良学生(ヤンキーとかではなく)だった僕にとってゴールデンウィークは特別なものではありませんでした。
それから社会人になって平日、祝日の関係がない仕事にしばらく就いていました。

そのため会社員となった今年、
ゴールデンウィーク」というものを身に染みて感じております。

さて今回、ゴールデンウィークについて思うこと。

「混んでね? 高くね?? しんどくね???」

いままでの人生、
基本的に平日休みが多かった僕は休日の混雑を味わうことなく生きてきました。
飲食店も行けば座れるし、映画館も好きな席を選べるし、
実家へも好きな時に安く帰ることができていました。

それができない。

心待ちにしていたはずのゴールデンウィーク
ちょっぴり息苦しさを感じています。
もっとも、大半の人が楽しみにしているイベントということは間違っていないはず。
だけど楽しみにしてる分だけ、多くの人がストレスを感じているかもしれないゴールデンウィークというイベント。

祝日だから仕方がないけれど、
ゴールデンウィークも好きな時期を選べたらいいのに。

あぁ…遊びたいけど、出かけたくない。
旨いもん食いたいけど、並びたくない、お金使いたくない。

そんなことを思いながら家でボーっとしていたら、
気管支炎が治りました。
神様が「単純に休め」と言ってくれていたのかもしれない。

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