ダンディ男バニーの飼育日記

YouTubeで誰にも相手にされない【ラジオ好き】若者2人(♂)の飼育日記です。YouTube生配信は毎週水曜日、おおよそ21:30~!!

【カラオケ】について、思うこと。

どうも、
ダンディ男バニーの乳豚(にゅうとん)です。

カラオケにハマったけど、カラオケにはハマっていない。

憧れのカラオケにハマっている人。

久しぶりに「一人カラオケ」へ行きました。
というのもAzから「一人で7時間カラオケで歌った」という話を聞いたからです。
僕は昔からそういう人間で、
人が食べていたり飲んでいる物がすごく魅力的に見えてきて注文してしまう習性があります。
だからこそ性に目覚めた時分から「人妻」という二文字が大好きなのですが、
これはまた別のお話。

ガラガラ声のAzの話を聞いているうちに、
どうしても歌いたい衝動に駆られてカラオケ店へチェックインしていました。

そこで思い出したのです。
「カラオケは僕を好きではない」。

中学生の頃、イケてるグループの同級生がカラオケへ行き始めていました。
もちろんイケてるグループに入れなかった僕は、
放課後や休日は部活動の剣道か、友達の家でゲーム三昧。
カラオケはイケてるグループが行くものだというイメージがありました。

その後、高校生になってもカラオケには行かず、
というか行けず、というか呼ばれず…。
そもそも「学校へ出席しているだけの引きこもり状態」だったので、
まず「高校生活が楽しい」という感情こそリア充の特権だと思っていました。
いや、今でも思っています。

何かを変えようと大阪の芸術大学へ進学し、
落語研究会に所属しました。
当然、周りの学生たちは休日や中には講義をサボってカラオケへ行っていました。
しかし僕は「コンテンツを勉強している学生が、他人の楽曲を歌うの?」と捻くれが爆発。その頃、カラオケは金髪ヤンキーか自分たちで遊びを考えられない学生が仕方なしに行く遊技場というイメージがありました。
大学の先輩に誘われて断ることができず2度ほどカラオケへ行きましたが、「絶対に楽しんでたまるもんですか」と丹田に力を入れていた結果、それ以降、誰からも誘われなくなってしまいました。

カラオケに対して考えを改めたのは、
会社員生活3年目で心が折れてしまい退職した2020年のタイミング。
やったことないことを、とりあえずやってみようと近所の「まねきねこ」へ行ってみたのです。

マイクを通してスピーカーから出力される少し震えた自分の声。
ちょっと薄目のカルピスウォーター
隣の部屋から漏れる「残酷な天使のテーゼ」。
そのカラオケの楽しいこと。

見事、僕はカラオケにハマりまして。
なんで今まで目の敵にしていたのだろう、と思うくらい楽しいのなんの。

しかし、それからカラオケに通っているかと言うと、そうでもないのです。
カラオケは楽しい。
だけど、カラオケの楽しみ方が分からないのです。

なんて言えば良いのか分からないのですが、
自分がカラオケを楽しんでいるのか分からないのです。

歌を歌えば「歌いやすい曲」「歌いにくい曲」みたいのは分かるのですが、
自分がその歌と合っているのか分からないのです。
試しに「採点機能」みたいなモードにしてみたのですが、
まるでお笑いの劇場ネタ見せで作家にダメ出しを受けているような、
「ネタの設定が嘘臭いんだよねぇ」「なんかねぇ新しくないんだよねぇ」
採点画面に表示される寸評に向かって「うるせぇ!」と悪態をつく始末。
ただ僕は小心者なので、採点モードを切ってから悪態をつきますが。

いままで敵だと思っていたカラオケが良い奴だと思って近づいたのに、
相変わらずカラオケ側は僕のことを敵だと思っているような。
どうやらカラオケ側からはハマったと認められていないようなのです。

たぶん、解決策は分かっています。
人と行けばよいのです。
しかし人から「カラオケにハマったと思われていない奴」と思われることが恥ずかしいのです。
それは音痴と思われるよりも恥ずかしいかもしれない。

今回の一人カラオケも、
カラオケにあまりハマったと思われなかった気がする。
カラオケに好かれたい。

カラオケの相場も実は知らない、27歳。
将来はビリージョエル「ピアノマン」を高らかに歌いたいと思います。

文責:乳豚

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